真皇杯関東地区予選(第30.5回シングル厨のつどいオフ)使用構築〜霊獣ボルトバシャ2〜
■ゲンガー@ゲンガナイト
シャドーボール/気合玉/挑発/道連れ
臆病 149-*-86-163-96-178 → 149-*-106-203-116-200
■ハッサム@拘り鉢巻
バレットパンチ/蜻蛉返り/馬鹿力/燕返し
意地っ張り 173-198-126-*-101-86
■スイクン@ゴツゴツメット
熱湯/凍える風/リフレクター/吠える
図太い 203-*-166-111-136-125
■バシャーモ@バシャーモナイト
飛び膝蹴り/フレアドライブ/剣の舞/守る
意地っ張り 155-189-90-*-91-132 → 155-233-100-*-101-152
■ガブリアス@ラムの実
逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞
陽気 183-182-115-*-106-169
■ボルトロス(霊獣)@突撃チョッキ
10万ボルト/目覚めるパワー氷/ボルトチェンジ/サイコキネシス
控えめ 171-*-108-209-101-125
※全て理想個体の場合の実数値を記載。実際に使用した個体は非理想値を含む。
【概要】
シングルバトルの非公式全国大会『真皇杯』の関東地区予選である第30.5回シングル厨のつどいオフで使用した構築。
東海地区予選終了後、一から新しく構築を組んでも満足のいくものを完成させることは不可能と考え、前回使用した構築をもとに調整を加えることにした。
【個別解説】
■ゲンガー@ゲンガナイト
シャドーボール/気合玉/挑発/道連れ
臆病 149-*-86-163-96-178 → 149-*-106-203-116-200
- B:A200ガブリアスの逆鱗が127〜151(1/16)
前回から変更点は無し。
同速に勝たなければならない場面があることを考えると最速は切れず、最低限の耐久を確保することを考えるとこの配分になった。
■ハッサム@拘り鉢巻
バレットパンチ/蜻蛉返り/馬鹿力/燕返し
意地っ張り 173-198-126-*-101-86
変更点は無し。
■スイクン@ゴツゴツメット
熱湯/凍える風/リフレクター/吠える
図太い 203-*-166-111-136-125
- 216メガボーマンダ+1捨て身タックル確定耐え
- 準速70族+3
相手のボルトロスをはじめとした高速ポケモンを相手にする際に素早さ操作によるメリットが多いと考え氷技を凍える風に変更。特に相手の化身ボルトロスに凍える風を当てれば霊獣ボルトロスが化身ボルトロスに先手を取れるため、霊獣ボルトロスの後出しが以前より安定するようになった。それに合わせて配分もSに多く割いた。
Sの最低ラインは凍える風1回で最速化身ボルトロスに先制できる120。ここまでSに割くとCに回す余裕が無いため熱湯でクレッフィの身代わりを壊すことやメガボーマンダを一撃で落とすことは諦めた。その代わりにB方面を竜の舞を1回積んだメガボーマンダの捨て身タックルを確定で耐えるところまで伸ばし、Sも準速70族や209ガルーラなどのHAベースのガルーラを抜けるように125まで伸ばした。*1
ちなみに霊獣ボルトロスとSの実数値が同じであることが立ち回りを考える上で役に立つ場面がある。
■バシャーモ@バシャーモナイト
飛び膝蹴り/フレアドライブ/剣の舞/守る
意地っ張り 155-189-90-*-91-132 → 155-233-100-*-101-152
変更点は無し。
剣の舞を他の技に変更することも考えたがどの技も一長一短であり、バシャーモが止まる相手を強引に突破する手段を残した方が詰むことが少ないと考え剣の舞のままで使用した。ただし剣の舞を採用することで数的不利な状況から目の前の相手を素直に殴ることができないという立ち回りへの悪影響があったため使用する場面をあらかじめ決めておくべきだと感じた。
■ガブリアス@ラムの実
逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞
陽気 183-182-115-*-106-169
単体での動きやすさを重視しステルスロックを岩石封じに変更。単体での動きやすさは向上したものの、やはりバシャーモを活かすためにはステルスロックが必要になる場面が多かった。また構築全体でファイアローやカイリューが更に重くなってしまったため、この構成はこの構築には合っていないように感じた。
■ボルトロス(霊獣)@突撃チョッキ
10万ボルト/目覚めるパワー氷/ボルトチェンジ/サイコキネシス
控えめ 171-*-108-209-101-125
- B:A233メガバシャーモフレアドライブが145〜172(1/16)
- C:155-101メガバシャーモにサイコキネシスが140〜166、目覚めるパワー氷が183-106ガブリアスに180〜216(15/16)、171-110メガボーマンダに176〜208、11n
- D:C177ボルトロス命の珠目覚めるパワー氷が70〜83
- S:準速70族+3
Dに4振ることでC177ボルトロスの命の珠目覚めるパワー氷2発を急所を考慮しなければ確定で2発耐えることができるためSを削ってDに回した。
カバルドンが厳しい構築のため草結びの採用も考えたが外す技がなかった。サイコキネシスは対バシャーモやフシギバナの他に、電気と氷のどちらも一貫しないような場面で一貫することがあるため削りとしてそのまま採用。
全体として個々の構成が構築全体の並びと噛み合っておらず、選出や立ち回りで不利な択が何度も発生してしまった。
バシャーモは強力なポケモンではあるが、ガルーラなどと違い他のポケモンの単体性能を落とさなければ動けないところが欠点であるように感じた。