第7回キツネの社mf使用構築 〜カバドリ〜
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
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カバルドン | オボンの実 | 地震 | ステルスロック | 欠伸 | 吹き飛ばし | 砂起こし |
ドリュウズ | 地面のジュエル | 地震 | アイアンヘッド | 岩雪崩 | 剣の舞 | 砂掻き |
ラティオス | ドラゴンジュエル | 流星群 | 目覚めるパワー炎 | 身代わり | 瞑想 | 浮遊 |
ハッサム | オッカの実 | 蜻蛉返り | バレットパンチ | 剣の舞 | 羽休め | テクニシャン |
スイクン | 水のジュエル | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 神速 | ミラーコート | プレッシャー |
キノガッサ | 毒々玉 | マッハパンチ | 気合パンチ | 身代わり | キノコの胞子 | ポイズンヒール |
12月22日に行われた第7回キツネの社mfで使用した構築です。
ここ3カ月くらい改良を加えながらずっと使い続けてきたカバドリを自身初のオフである今回の社mfでも使用しました。
カバドリはカバルドンによる起点作りからドリュウズで全抜きを狙うという、単純ですが強力な勝ち筋を持っていることから選出・立ち回りを考えやすく、この中に電気無効によるボルトロスの電磁波対策やステルスロックと砂嵐による襷・マルチスケイル潰しが自然な形で行えることもあって非常に強力な戦術と言えます。ただドリュウズがキノガッサやローブシンに弱いことからドリュウズで容易に全抜きすることはできず、カバルドンが他の天候ポケモンに弱いためこれらの対策をしっかり行う必要があります。
これらのカバドリが苦手とする相手を対策するにあたり、受け身にならずに相手を崩すということを強く意識しました。カバルドン+ドリュウズは攻めの組み合わせであるため、受けに回る要素を増やすことで構築全体の突破力を下げることは極力避けたいと思いました。
以下個別解説です。
カバルドン
腕白 215-133-159-*-117-68(252-4-52-*-196-4)
D:C182ラティオス眼鏡流星群最高乱数以外耐え
一般的な起点作りに特化したオボンカバルドンです。
ローブシン対策にゴツゴツメットと怠けるを持ったカバルドンを使っていた時期もありましたが、ローブシン相手にも結局ジリ貧になってしまい、技スペースが一つ少なくなることでカバルドンが本来行いたい起点作りができなかったため、元のオボンカバに戻してローブシンは他で倒すことにしました。
技は襷やマルチスケイルを潰したり、砂嵐と合わせて定数ダメージで相手を削ることで後続の圏内に入れやすくするためステルスロック。ドリュウズの起点作りができる欠伸。積みの起点になるのを防いだり、キノガッサやグライオンのループを抜け出せる吹き飛ばし。カバドリミラーに強く、抜く理由もないので地震。挑発ボルトロス等に撃てる氷の牙も候補ではありますが、これらを抜いてまで採用する価値はないと判断しました。欠伸はマンムーやパルシェンと初手対面した際、欠伸で流しながら交代される隙にステルスロックを撒く動きが可能です。オボンを持つことでこの動きが比較的しやすくなっています。
配分は起点作りを行いやすくするためにDに厚めにして耐久を伸ばしました。耐久があるためある程度安心して起点作りの動きができます。
ドリュウズ
陽気 187-182-84-*-86-154(12-212-28-*-4-252)
A:207-183スイクンをステルスロック+天候ダメージ1回+剣舞ジュエル地震で高乱数1(14/16)
125-200パルシェンを砂嵐2回+ステルスロック+ジュエル地震で高乱数1(13/16)
B:A200キノガッサテクニシャンマッハパンチ高乱数耐え(14/16)
ダウンロード対策でB
キノガッサ
意地っ張り 155-176-101-*-91-114(156-76-4-*-84-188)
H:8n+11
A:11n
185-81ドリュウズをマッハパンチで確定2
S:準速バンギラス+1
最後の枠には主にカバドリミラーやレパルダス、ポリゴン2への対策としてポイズンヒールキノガッサを採用しました。
ラティハッサムと合わせれば有利対面を作りやすく、カバドリ選出ができないときの強力な勝ち筋になります。
ポイズンヒールでの採用なので身代わりとキノコの胞子が確定、相手のドリュウズを倒してほしいためマッハパンチを採用。マッハパンチでは負担が掛からないので身代わりさえ残せれば相手に負担を掛けることができる気合パンチを採用しました。
配分はドリュウズを確実に落としたいこともありAを伸ばす形にしました。技構成の関係でそこまでSを伸ばす必要もなかったため、Sは最低限に抑えて火力と耐久を伸ばしました。
正直見せポケとしての意味合いが強く実際に選出することは少く、別のポケモンにしようかとも思いましたが(実際ウルガモスやボルトロス等の採用も検討しました)、キノガッサがいることで相手のカバドリ選出を抑制することもできることに期待しキノガッサのままにしました。
まだキノガッサやローブシン入り受けループ、ユキノオー+ギャラドス等、苦手な相手はありますが、自分の中ではある程度納得のいく構築になったと思います。ラティオスに身代わりを搭載することで非常に多くの相手にカバドリラティの基本選出ができるようになっており、苦手な相手に対しても受け身にならず崩していくことができる構築になったと思います。
解説は以上です。
なお、今回のパーティを構築するにあたり、以下のブログを参考にさせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
参考URL
http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20120826/1345936016
http://d.hatena.ne.jp/alto_onppu/20120903/1346654466
http://d.hatena.ne.jp/knmcwgtb/20121126/1353929227
参考にさせていただいたブログの構築と共通する部分が多数あり、そちらを見ていただいた方が分かりやすく参考になるとは思います。
自分の完全オリジナルとは決して言えない構築ではありますが、自分がカバドリを構築する上で大きな影響を受け、その考え方を自分なりに解釈し再構築することで自分の中で納得のいく構築ができたのではないかと思ったのでこのような形で記事にすることにしました。
他人の構築を真似することは自分は決して否定しておらず、むしろそれらをヒントにして再構築することでより良いパーティができるのではないかと思います。
なんか最後の方よく分からないこと言ってますが、要は自分が良いと思った構築や考え方は積極的に参考にして取り入れることが構築の完成度を高めることに繋がる、ということです。
オフでの対戦ログも後日載せたいと思いますので良ければそちらも見てやってください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。