第9回キツネの社mf対戦ログ

遅くなりましたが第9回キツネの社mfの予選8試合の対戦ログです。
ところどころ間違っている箇所があるかもしれませんがご了承ください。
(使用構築:http://d.hatena.ne.jp/sub_pkmn/20130519/1368945917)

※全8試合分と非常に長いので注意してください

第1R ペテラポカさん
相手PT:バンギラス ガブリアス クロバット ハッサム ユキノオー ロトム
選出予想:クロバット ユキノオー バンギラスorロトム
自分選出:ボルトロス ウルガモス ガブリアス
相手選出:ロトム水 ガブリアス (ハッサム

初戦から苦手なユキノオーロトム入りの構築と当たる。この2体を同時選出されると非常に厳しいため見せ合いの段階で絶望・・・
珍しいクロバット入りであり、前歯レッドカードクロバットやステロガブリアス始動の起点構築の可能性を考え、初手は広く対応できそうなボルトロス。またウルガモス以外に対面から有利なユキノオーが出てくる可能性が高く、ユキノオーに対し出てくるウルガモスに強くするためロトムバンギラスガブリアスのいずれかが出てくるが、パルシェンの存在を考えるとウルガモスに対してはバンギラスか水ロトムのどちらかという選出をしてくると予想。ユキノオーに対してはウルガモスで起点にし、後はボルトロスと合わせてバンギラスロトムに強いガブリアスを選出。

・T1 ボルトロスジュエル10万ボルト 7割程削る ロトムジュエルハイドロポンプ ボルトロス落ちる→ウルガモス

初手はボルトロスロトムの対面。電磁波からガブリアスを出しても良いが、早めにウルガモスの圏内に入れ全抜きを狙いたいと考え10万ボルトを撃つ。耐えられてジュエルハイドロポンプボルトロスが落ちる。眼鏡ならハイドロポンプの外し期待でガブリアスの身代わりという手もあったが、拘っていないことから目覚めるパワーを撃たれる危険性や序盤から逆鱗固定はしたくないと考えウルガモスを出す。

・T2 ロトムボルトチェンジガブリアス ウルガモス蝶の舞

眼鏡でないロトムならウルガモスの起点にできると考え蝶の舞を選択するも相手が先制でボルトチェンジガブリアスが出てくる。既に負け濃厚な状態・・・

・T3 ウルガモス交代→ガブリアス 相手ガブリアス逆鱗 自分ガブリアス落ちる→ウルガモス

ウルガモスが準速ガブリアスより遅いこともあり、パルシェン警戒や何かの間違い()でストーンエッジが来ないかと考えながらガブリアスに引くも相手のガブリアスの逆鱗で自分のガブリアスが落ちる。ウルガモスを出す。

・T4 ガブリアス逆鱗 ウルガモス落ちる 負け

ガブリアスの逆鱗でそのままウルガモスを落とされ負け。あまりにもあっさりと負けてしまいました・・・。
対戦後に話を聞いたところラスト一体はハッサムだったそうです。ユキノオーウルガモスを呼び起点になってしまいやすいことから、あえて刺さっているユキノオーを選出しなかったとのことでした。
構築段階でかなり厳しい相手であり、選出でも完全に負けていました。いきなりの完敗で先が不安になりましたが、ロトムユキノオーもオフでのKPは低く、ここで当たってしまえばこの後はまず当たらないから大丈夫だろうと自分に言い聞かせ次の対戦に切り替えることにしました。


第2R 雛うぇっとさん
相手PT:バンギラス ドリュウズ 霊獣ボルトロス ハッサム ブルンゲル ローブシン
選出予想:バンギラス ドリュウズ 霊獣ボルトロスorハッサム
自分選出:キノガッサ ブルンゲル ガブリアス
相手選出:霊獣ボルトロス バンギラス ドリュウズ

相手の構築はバンドリ。オフ直前にドリュウズ入りに対し強くするためにトリルブルンゲルを入れたのでここはやはりブルンゲルを選出したい。こちらの化身ボルトロスウルガモスを確実に処理するためにバンドリ選出で来る可能性が高いと考え、またバンドリだとキノガッサが重すぎるためキノガッサに強くなる霊獣ボルトロスハッサムを同時に選出してくると予想。初手にバンギラスを出された場合キノガッサのローキックがブルンゲル以外に一貫しやすく、霊獣ボルトロスに対しても最悪ストーンエッジで1対1交換が可能と考えキノガッサを初手に出すことを決定。残りはハッサムドリュウズに強くトリルから全抜きを狙えそうなブルンゲル、霊獣ボルトロスバンギラスに圧力を掛けていくためガブリアスを選出。

・T1 霊獣ボルトロス目覚めるパワー キノガッサ襷で耐えストーンエッジ 8割程削る。

初手はキノガッサと霊獣ボルトロスの対面。蜻蛉返りが怖いが、蜻蛉返りからキノガッサに確実に勝てそうなポケモンが居なかったため突っ張ってくる可能性が高いと考えストーンエッジを選択。目覚めるパワー(効果抜群)を襷で耐えストーンエッジを当て赤ゲージまで削る。

・T2 霊獣ボルトロス交代→バンギラス キノガッサマッハパンチ バンギラス落ちる→ドリュウズ キノガッサ砂ダメで落ちる→ガブリアス

霊獣ボルトロスマッハパンチ圏内に入ったためマッハパンチを選択し落としに行くと相手はバンギラスに交代。マッハパンチバンギラスが落ちると同時に砂ダメでキノガッサも落ちる。ガブリアスブルンゲルのどちらから出すか迷ったが、ブルンゲルから出すと霊獣ボルトロスを出された場合に択になってしまうと考えガブリアスから出す。相手はドリュウズを繰り出す。ドリュウズが風船ではないことを確認。

・T3 ドリュウズアイアンヘッド 半分くらい削られる ガブリアス地震 ドリュウズ襷で耐える

ドリュウズが風船ではないため地震を選択。仮に霊獣ボルトロスがスカーフで地震読み交代されめざ氷でガブリアスを落とされた場合でもブルンゲルでトリル展開が可能と考える。ドリュウズアイアンヘッドで半分近く削られるが、怯まずに地震を撃つとドリュウズは襷で耐える。

・T4 ドリュウズ地震 ガブリアス落ちる→ブルンゲル

ここは霊獣ボルトロスに交代される可能性も考慮し逆鱗を選択するもドリュウズ地震ガブリアスが落とされブルンゲルを出す。砂隠れとは何だったのか。

・T5 ドリュウズ地震 6割程削られる ブルンゲルトリックルーム

トリルを張れればそのままブルンゲルで勝ち濃厚なのでトリル選択。地震を撃たれるが耐えてトリルを張ることに成功。

・T6 ブルンゲルシャドーボール ドリュウズ落ちる→霊獣ボルトロス

・T7 ブルンゲルジュエル波乗り 霊獣ボルトロス落ちる 勝ち

ブルンゲルのトリルが上手く機能した対戦でしたが、4ターン目にドリュウズに剣の舞を使われていたらブルンゲルドリュウズの攻撃を耐えなかったので負けていた可能性もありました(アイアンヘッドを選択したのはパルシェン警戒でドリュウズの体力を残したかったからでしょうか)。何とか1勝1敗で午前中の対戦を終え一安心。


第3R とぱーずさん
相手PT:クレセリア ヒードラン マンムー カイリュー キノガッサ スイクン
選出予想:マンムー カイリュー スイクン
自分選出:ウルガモス パルシェン ガブリアス
相手選出:マンムー カイリュー ヒードラン

クレセドランカイリューの並びで、残りも単体性能の高いポケモンが並ぶ構築。ボルトロスを意識し初手マンムーから展開してくる可能性が高く、ウルガモスに対してはめざ地で落とされるヒードランよりは上から殴れるカイリューで対処し、パルシェンに後出しが可能なスイクンを控えに選出すると予想。そのためこちらはカイリューパルシェンの起点にし、スイクンは他2体とガブリアスとの連携で倒すためにウルガモスパルシェンガブリアスと選出。

・T1 マンムー岩雪崩 ウルガモス落ちる→ガブリアス

初手はウルガモスマンムーの対面。ウルガモスがオボンを持っているため岩技の無いマンムーなら打ち勝てるが相手のマンムーはスカーフ岩雪崩。ウルガモスが何もできずに落ちる。スカーフが確定したため仕方なく岩雪崩を起点にできるガブリアスを出す。

・T2 相手マンムー交代→カイリュー ガブリアス身代わり

相手のマンムーは岩雪崩で技が固定されているため安定の身代わりを選択すると相手はカイリューに交代。

・T3 カイリュー神速 ガブリアスの身代わりが壊れる ガブリアスジュエル逆鱗 カイリュー落ちる→マンムー

身代わりが残っておりジュエルもあるため逆鱗を選択。神速で身代わりを壊され、ジュエル逆鱗でカイリューを落とす。

・T4 マンムー氷柱針 ガブリアス落ちる→パルシェン

ガブリアスは逆鱗で固定されているためマンムーが先制しガブリアスが落とされ、パルシェンを出す。

・T5 相手マンムー交代→ヒードラン パルシェン殻を破る

相手のラストがまだ見えないが、ここから勝つにはパルシェンで全抜きを狙うしかないため殻を破るを選択すると相手はヒードランに交代。

・T6 パルシェンロックブラスト ヒードランギリギリで耐える ヒードラン火炎放射 パルシェン落ちる 負け

ヒードランが耐久に振っていれば一発急所に当てなければ勝てない状況だが、結果は耐えられて負け。
マンムーがスカーフの可能性を全く想定していなかったのが敗因でしょうか。初手でウルガモスが何もできずに落ちてしまったため、ウルガモスの攻撃+何かで相手を処理するという流れで戦うことができませんでした。ヒードランのHは191だったそうで、最低1回はロックブラストを急所に当てなければ5回分を耐える計算になります。マンムーカイリューの処理方法をもっと考える必要があると感じました。


第4R なななさん
相手PT:パルシェン ボルトロス クレセリア ウルガモス ガブリアス メタモン 
選出予想:ボルトロス ウルガモス メタモン
自分選出:キノガッサ ボルトロス ブルンゲル
相手選出:ボルトロス パルシェン メタモン

厄介なボルトメタモン構築。ウルガモスが刺さっているがめざパ持ちのためメタモンに逆に全抜きされる可能性が高いため選出はせずに、積み技から全抜きを狙うのではなく対面から一体ずつ処理するような方針で行こうと考える。相手はおそらく初手ボルトロスからメタモンに展開してくるだろうと予想するが、こちらが初手にボルトロスを出しても同速ゲーにしかならないため、より確実に1対1交換が出来そうなキノガッサを初手に。相手のボルトロスさえ処理してしまえば動きやすくなるボルトロスを控えに選出し、ラストは変身されても被害を最小限に抑えられそうなブルンゲルを選出。

・T1 ボルトロス身代わり キノガッサストーンエッジ ボルトロス身代わり壊れる

ボルトロスを早めに処理したいためストーンエッジを選択すると相手は身代わり。ストーンエッジを当て身代わりを壊す。

・T2 ボルトロス身代わり キノガッサローキック ボルトロス身代わり壊れる

身代わりはローキックでも種マシンガンでも壊せるが、身代わりを張らずに攻撃してきた場合を考慮するとローキックによるSダウンを狙う方が確実と考えローキックを選択。相手のボルトロスが先制で身代わりを張るもローキックで身代わりを壊す。

・T3 ボルトロス身代わり キノガッサローキック ボルトロス身代わり壊れる

・T4 ボルトロス電磁波 キノガッサ麻痺状態に キノガッサローキック

身代わりを張らせないためにローキックを撃ち続けると相手は電磁波。ローキックでボルトロスの体力を残り僅かに

・T5 ボルトロス威張る キノガッサ混乱 キノガッサローキック ボルトロス落ちる→パルシェン

とにかくキノガッサが起点にならないようにするためローキックを連打するとボルトロスは威張る。混乱と麻痺をくぐり抜けてローキックでボルトロスを落とす。

・T6 パルシェン殻を破る キノガッサ種マシンガン パルシェン落ちる→メタモン 特性変わり者でキノガッサに変身

破ったパルシェンに対し後出しができないため、動いてくれと願いながら種マシンガンを選択するとパルシェンは殻を破る。ここで動かなければ負け濃厚だが痺れも混乱自ダメも引かず種マシンガンでパルシェンを落とす。相手のラストはやはりメタモンでAが2段階上昇したキノガッサに変身する。

・T7 メタモンマッハパンチ キノガッサ襷で耐える キノガッサ混乱解けマッハパンチ メタモン襷で耐える

メタモンの襷を温存されると負けの可能性が高いため、襷を潰すためにマッハパンチを選択。メタモンマッハパンチを襷で耐え、ここで混乱が解ける。マッハパンチで相手のメタモンも襷で耐える。

・T8 キノガッサ交代→ブルンゲル メタモンマッハパンチ

ブルンゲルの仕事が全く無いため捨ててボルトロスを出すためにブルンゲルに交代。

T9 メタモン種マシンガン ブルンゲル落ちる→ボルトロス

・T10 ボルトロス目覚めるパワー氷 メタモン落ちる 勝ち

キノガッサが麻痺と混乱を全てくぐり抜けたおかげで勝つことができました。ただ、相手のラストがメタモンと分かった時点でキノガッサは襷も残っていたため混乱解除のために一度引くべきだったので、7ターン目の居座りは完全なミスであり、ミスを運で取り返して勝った対戦と言えます。ボルトメタモンに対してはどうしても運が絡んでしまうのですが、それだけに一つのミスが致命傷になりかねないのが辛いところです。


第5R ダメモトさん
相手PT:ラティオス ハッサム ローブシン ボルトロス スイクン ガブリアス
選出予想:ガブリアス ラティオス ハッサム(orスイクン)
自分選出:ボルトロス ウルガモス キノガッサ
相手選出:ガブリアス ボルトロス スイクン

相手のPTは全体的にスペックの高いポケモンが多く、襷ステロガブリアス+壁ラティオス+珠ハッサムの起点構築のようにも見える。全体的にボルトロスが刺さっているため、起点構築だった場合でも挑発による妨害が可能なボルトロスを初手に。控えにはラティオスを起点にできローブシンハッサムを素早く処理できるウルガモスと、ボルトロスが倒された場合にスイクンを処理できるようキノガッサを選出。

・T1 ボルトロス目覚めるパワー ガブリアスを残り1割程度まで削る ガブリアス逆鱗 ボルトロスもギリギリ耐える

初手はガブリアスボルトロスの対面。初手で出てきたことから襷の可能性が高いと考え、ステルスロックを選択された場合は無償に近い形で突破できるため目覚めるパワー氷を選択。ボルトロスが先制するも耐えられて逆鱗。ボルトロスも耐える。

・T2 ボルトロス目覚めるパワー氷 ガブリアス落ちる→ボルトロス

相手のガブリアスがスカーフでないことが確定し、逆鱗で固定されているためそのまま落とす。

・T3 自分のボルトロス挑発 相手ボルトロス10万ボルト 自分のボルトロス落ちる→ウルガモス

電気のジュエルが残っているため10万ボルトで落とせることに賭けてもよかったが、それよりも挑発からウルガモスの起点にする方が確実と考え挑発を選択。相手のボルトロスの10万ボルトで落とされたためウルガモスを出す。

・T4 相手ボルトロス交代→スイクン(プレシャスボール) ウルガモス蝶の舞

ウルガモスで全抜きを狙うため蝶の舞を選択すると相手はスイクンに交代。スイクンはプレシャスボールから出てくる。

・T5 ウルガモス蝶の舞 スイクン絶対零度外し

ウルガモスに対し後出ししてきたことからジュエルハイドロポンプ+神速でウルガモスを見ていると予想。2回舞えばオボン込でジュエルハイドロ+神速を耐えるためもう一度蝶の舞を選択するとスイクン絶対零度を撃つも外れる。
「避けろっ!!!」って叫んだら避けました( ;´◔‿ゝ◔`) 珍しく対戦中に叫んだので迷惑だったら申し訳なかったです・・・

・T6 ウルガモス虫のさざめき スイクン8割程削れた後オボンで回復 スイクン絶対零度 ウルガモス落ちる→キノガッサ

絶対零度がある以上悠長に積むことはできないが、2舞の状態ならオボン込でも2発で落とせるため虫のさざめきを撃つ。スイクンをオボン回復込みで半分程度まで削る。ここで絶対零度を避ければ次のさざめきで落とせるが絶対零度を当てられウルガモスが落ちる。キノガッサを繰り出す。

・T7 相手ボルトロスに交代 キノガッサ種マシンガン 2発当たる ボルトロスを3割程削る

スイクンを落とすため種マシンガンを選択すると相手はボルトロスに交代。種マシンガンは2発で止まる。マッハパンチ急所でも落ちないため、ここから勝つためには次のターンにストーンエッジボルトロスを落とし、かつスイクンが神速を所持していないことが条件になる。

・T8 ボルトロス目覚めるパワー 効果抜群でキノガッサは襷で耐える キノガッサストーンエッジ ボルトロス落ちる→スイクン

ボルトロスの目覚めるパワーを襷で耐えストーンエッジボルトロスを落とす。後はスイクンが神速を覚えているかどうかの勝負に。

T9 スイクン神速 キノガッサ落ちる 負け

スイクンの神速でキノガッサが落とされ負け。
対戦後に聞いた話によると、7ターン目にボルトロスに交代したのは、ボルトロスがラムの実持ちでキノコの胞子読みだったそうです。このターン仮にスイクンに神速を撃たれていた場合どの道負けなので、勝つためにはスイクンボルトロスに交代することに賭けてストーンエッジを撃つしかなかったようです。スイクンの神速は便利だと改めて思いました。
これで3敗目を喫してしまったため、Opp%の関係で本戦に上がれる目がほぼ無くなってしまいました・・・


第6R cloudiaさん
相手PT:霊獣ボルトロス キノガッサ ラティオス ハッサム マンムー ギャラドス
選出予想:マンムー ギャラドス ハッサム
自分選出:ボルトロス ブルンゲル パルシェン
相手選出:マンムー ラティオス ハッサム

今回のオフのスタッフでもあるcloudiaさんとの対戦。ラティハッサム軸のスタンダードな構築だが、スタン系にしては全体的に低種族値なのが気になり、ステロマンムーや壁ラティオスによる起点構築と予想。そのため初手に挑発持ちのボルトロスを置く。またギャラドス以外にウルガモスが刺さっているためウルガモスを止めるためにギャラドスも選出される可能性が高く、ボルトロスを倒した後のマンムーギャラドスを起点にできるパルシェンを選出。ラストにはパルシェンを先制技で止めるためにハッサムが来ると予想。ウルガモスギャラドスの起点になってしまうためハッサムを見るためにウルガモスではなくブルンゲルを選出。この選出だと霊獣ボルトロスに非常に弱くなってしまうが、ガブリアス入りの起点構築には霊獣ボルトロスは出しづらい(スカーフならウルガモスパルシェンの起点になってしまい、スカーフ以外ならジュエル逆鱗で倒されてしまうため)と考え霊獣ボルトロスを切った選出に。選出された場合はボルトロスのめざ氷+パルシェンの礫でなんとかしたい。

・T1 ボルトロス挑発 マンムーステルスロック失敗

初手はボルトロスマンムーの対面。ステルスロックを入れられるとパルシェンが消耗してしまうため挑発を撃つと相手はステルスロック。ステロを撒かれるのを防ぐことに成功。

・T2 相手マンムー交代→ラティオス ボルトロス目覚めるパワー氷 ラティオスを4割程削る

マンムーの襷を潰すためめざ氷を選択すると相手はラティオスに交代。めざ氷が抜群で入るもダメージは4割程度。

・T3 ボルトロス挑発 ラティオスリフレクター失敗

ラティオスへのめざ氷のダメージが妙に少ない気がしたため、やはり起点構築用の壁張りラティオスだと予想し挑発を選択。リフレクターを防ぐことに成功。

・T4 ボルトロス目覚めるパワー氷 ラティオス残り1割程度 ラティオス竜の波動 ボルトロスに6割程度のダメージ

ラティオスを削るためにめざ氷を選択するとラティオスも竜の波動で打ち合いに。

・T5 相手ラティオス交代→ハッサム ボルトロス目覚めるパワー氷 ハッサムに1割程のダメージ

ラティオスを落とすためめざ氷を選択するがハッサムに受けられる。

・T6 ハッサム電光石火 命の珠の反動を確認 ボルトロス落ちる→ブルンゲル

挑発のメリットがあまりないと考え、ジュエルが残っていることもあり確実に削るために10万ボルトを選択するも電光石火でボルトロスが落とされる。ブルンゲルを出してトリル展開を狙う。

・T7 相手ハッサム交代→ラティオス ブルンゲルトリックルーム

マンムーの襷がまだ残っているものの、ターン数的にはギリギリ足りると考えトリックルームを選択すると相手はラティオスに交代。トリックルームを張ることに成功。

・T8 ブルンゲルシャドーボール ラティオス落ちる→マンムー 

T9 ブルンゲル波乗り マンムー襷で耐える マンムー地震 ブルンゲルを6割程削る

波乗りがマンムーハッサムに一貫しているため波乗りを選択。襷で耐えられ地震を撃たれる。

・T10 マンムー氷の礫 ブルンゲル残り1割程度 ブルンゲル波乗り マンムー落ちる→ハッサム

・T11 ハッサムバレットパンチ ブルンゲル落ちる→パルシェン トリックルーム終了

マンムーの礫でバレット圏内まで入れられたためバレットパンチブルンゲルが落ちる。ここでトリックルームが終了。

・T12 ハッサム虫食い パルシェンに4割程のダメージ パルシェンロックブラスト ハッサム落ちる 勝ち

ハッサムの珠虫食いはパルシェンを中乱数2発で、氷柱針ではさすがに落ちないためロックブラストを選択。虫食い高乱数+急所かロックブラスト外しからの虫食い2連続高乱数が負け筋だがどちらも引かずロックブラストを当ててハッサムを落として勝ち。
序盤に化身ボルトロスの挑発で上手く相手の展開が妨害できたことと、中盤以降でのブルンゲルトリックルームが上手く機能した試合だったと言えます。対戦後に聞いた話ではラティオスボルトロスのめざ氷2耐え調整だったようです。相手の展開を妨害するボルトロスの挑発の良さを実感しました。
これで3勝3敗。あと2つ勝って勝ち越して終わりたい。

第7R キツネさん
相手PT:バンギラス ローブシン ラティオス ハッサム ボルトロス スイクン
選出予想:ボルトロス ラティオス バンギラスorスイクン
自分選出:キノガッサ ウルガモス ガブリアス
相手選出:ローブシン ボルトロス スイクン

社mf主催のキツネさんとの対戦。いつも運営お疲れ様です。パーティは高種族値ポケモンが並ぶスタンダードな構築。初手ボルトロスから展開したいところではあるが、初手ボルトミラーは避けたいのでキノガッサから展開していく方向で。相手の選出を初手ボルトロスボルトロスで厳しいウルガモスを考えバンギラスもしくはスイクンボルトロスが倒された場合のキノガッサのケアとしてラティオスと予想。こちらは初手のキノガッサで厳しいラティオスローブシンに強く全体的に刺さっているウルガモスを選出、後はウルガモスとの連携でスイクンを倒せたりバンギラスを起点にできるガブリアスを選出。今思い返すと後ろからボルトロスを出されるパターンを全く考えていませんでした・・・。

・T1 キノガッサ種マシンガン5発ヒット ローブシン残り1割程 ローブシン冷凍パンチ キノガッサ襷で耐える

初手はキノガッサローブシンとの対面。ここで初めて初手HDブシンが非常に重いことに気が付く。下手に引いてウルガモスに負担が掛かるとラティオス等の突破が厳しくなることもあり居座って種マシンガンを撃つ。5回当たるもののギリギリ耐えられて冷凍パンチ、襷で耐える。

・T2 キノガッサマッハパンチ ローブシン落ちる→ボルトロス

ローブシンマッハパンチを撃たれるとキノガッサが倒されてしまうのを避ける、後続に少しでも負担を掛けるためにマッハパンチを選択。マッハパンチでブシンを落とす。ボルトロスが出てくる。

・T3 キノガッサマッハパンチ ボルトロスに3割程のダメージ ボルトロス目覚めるパワー キノガッサ落ちる→ウルガモス

ボルトロスに襷を残されると面倒なため、襷を潰すためにマッハパンチボルトロスの体力を少し削り、目覚めるパワーで落とされ、ウルガモスを出す。

・T4 相手ボルトロス交代→スイクン(プレシャスボール) ウルガモス蝶の舞

全抜きを狙うために蝶の舞を選択すると、相手はスイクンに交代。スイクンはプレシャスボールから出てくる。

・T5 ウルガモス虫のさざめき スイクンを6割程削る。スイクンハイドロポンプ ウルガモス落ちる→ガブリアス

ここはもう一度舞うべきか殴るか考えましたが、ウルガモスだけでは結局スイクンには勝てず、逆に舞さざめきを1発入れればガブリアスのジュエル逆鱗圏内に入るためさざめきを選択。スイクンを4割程削りジュエルハイドロポンプウルガモスが落ち、ガブリアスを繰り出す。この時点でボルトロスがめざ氷だった場合負け濃厚になってしまっています。

・T6 スイクン神速 ガブリアスに2割程のダメージ ガブリアスジュエル逆鱗 スイクン落ちる→ボルトロス

冷凍ビームを連打されると負けなので逆鱗を選択すると相手は神速。ガブリアスに2割程のダメージ。逆鱗でスイクンを落とすとボルトロスが出てくる。

・T7 ボルトロス目覚めるパワー氷 ガブリアス落ちる 負け

初手ローブシンや控えのボルトロスと、選出段階での想定が不十分なところを上手く突かれた感じでした。一応勝ち筋としては6ターン目のガブリアススイクンとの対面で神速読み身代わりを張ることでしたが、普通に冷凍ビームを連打されるのが怖くてできませんでした・・・
スタン系構築同士の対戦であったにも関わらず選出段階で立ち回りを十分に考えられていなかったと反省。スタン系での対戦はやはり選出・立ち回りで択が多くなってしまうのが難しいところです。
これで3章4敗。負け越しは避けたいので最終戦は勝って終わりたい。なお、この対戦をもって和室での対戦成績は全敗となりました(◞‸◟)

第8R かとぱんさん
相手PT:ニョロトノ キングドラ マンムー ゴチルゼル バシャーモ カイリュー
選出予想:マンムー カイリュー ニョロトノ
自分選出:ウルガモス ブルンゲル パルシェン
相手選出:マンムー カイリュー バシャーモ

勝っても負けても最終戦。相手はマンムー入り雨にゴチルゼルバシャーモカイリューと強力なポケモンが並ぶ。ボルトロスガブリアスを意識し初手はマンムーボルトロスを意識するとトノグドラ選出はせず、舞ったウルガモスを止めるためにはカイリューが来るだろうと考え、そうなるとラストにはガブリアスパルシェンへの圧力になりウルガモスにも弱くないニョロトノを選出してくると予想。こちらはとりあえずゴチルゼルにキャッチされて嵌められないよう初手は岩技持ちで無いマンムーにも勝てるウルガモス、控えにはウルガモスを止めに来るカイリューを起点にできるパルシェンと、バシャーモやトノグドラ選出をされた場合に強気に立ち回れるブルンゲルという選出。

・T1 相手マンムー交代→カイリュー ウルガモス虫のさざめき

初手はウルガモスマンムーの対面。さすがに雨にスカーフマンムーはないだろうと考えさざめきを撃つと相手はカイリューに交代。さざめきでカイリューのマルチスケイルを潰す。

・T2 ウルガモス目覚めるパワー氷 カイリュー落ちる→マンムー

カイリューがスカーフでなければ先手を取れるのでそのまま居座ってめざ氷を選択しカイリューを落とす。

・T3 ウルガモス虫のさざめき マンムー耐えて地震 ウルガモスオボンで回復し残り4割程度

・T4 ウルガモス虫のさざめき マンムー落ちる→バシャーモ

オボンで回復したことである程度余裕を持って立ち回れるのでそのままさざめきでマンムーを落とすと相手のラストのバシャーモが出てくる。

・T5 バシャーモ守る ウルガモス蝶の舞

バシャーモがここから全抜きするためにはまずウルガモスに先手を取る必要があると考え、守るに合わせて蝶の舞を選択。相手は守るでウルガモスは蝶の舞で互いにSが1段階上昇した状態に。

・T6 バシャーモ守る失敗 ウルガモスオーバーヒート バシャーモ落ちる 勝ち

2連守るを読んで舞うか殴ってくるのを読んでこちらも殴るかの択だが、ここで舞っても択が続くだけで、更にバシャーモが剣の舞とシャドークローを持っているとそのまま全抜きされる可能性があると考え、剣の舞を使わせないためにオーバーヒートを選択すると相手は2連守る。2連守るが失敗しオーバーヒートでバシャーモを落として勝ち。
ウルガモスが上手く刺さり、場に出ることはなかったもののブルンゲルが雨やバシャーモに対し上手く牽制できていた対戦でした。構築の相性もありましたが相手の起点にならない動きを意識して立ち回ることができたと思います。


以上が全試合の対戦ログになります。
最後にもう一度全対戦の選出をまとめて載せておきます(○:選出して勝ち ×:選出して負け 赤色で示したポケモンが初手)。

ポケモン 1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 合計
ボルトロス ×     ×     4/8
ガブリアス × ×       ×   4/8
ウルガモス ×   ×   ×   × 5/8
ブルンゲル         4/8
パルシェン     ×       3/8
キノガッサ     ×   ×   4/8

オフ直前に採用したブルンゲルが上手く機能した対戦が多くあったと思います。積み技を主体とした構築の多い高速環境ではある程度の耐久と優秀な耐性、トリックルームのギミックを持つブルンゲルが刺さりやすい環境であったといったところでしょうか。スタン系の構築はその時の流行に合わせてメタ要素を如何に自然な形で組み込めるかということが構築においては重要であると思いました。
選出や立ち回りに関してはまだまだ煮詰め切れていなかったのが反省点でした。スタン系は選出や立ち回りを相手に合わせなければ機能しないため、構築段階で様々なパターンを想定しつつ実戦経験を多くこなす必要があると感じました。

オフ全体を通して

オフの参加も2回目ということもあり、前回(12月の第7回社mf)よりは緊張もせずに楽しく過ごせたと思います。ただその半面選出や立ち回りが雑になった部分もあったかもしれません。もちろん趣味でやっていることですし他人との交流の場なので楽しむことが一番ですが、勝負の場でもある以上ある程度の緊張感を持ってやることも時には大切だと思いました(小学生並みの感想)。
また今回はオフの1ヶ月ほど前からオフ当日に照準を合わせて構築に取り組むようにしました。残念ながら結果は付いてきませんでしたが、オフを一つの目標とすることでパーティ構築のモチベーションを維持できたり、ネットの大会等でも勝つことだけでなく課題を見つけることを意識して取り組めるのかな〜と思いました。
結果はともかくいろいろ収穫はあったので、今後もオフには上手く時間を見つけて積極的に参加したいと思います。

最後になりましたが、オフを主催されたキツネさん、スタッフの皆さんお疲れ様でした!

今回は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。