第39回委員会オフ使用構築〜ボルトランドゲンガー〜

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
ボルトロス 雷プレート 10万ボルト 目覚めるパワー氷 電磁波 挑発 悪戯心
ランドロス 突撃チョッキ 地震 岩石封じ 蜻蛉返り はたき落とす 威嚇
ゲンガー ゲンガナイト シャドーボール 気合玉 挑発 道連れ 浮遊
ハッサム 拘り鉢巻 バレットパンチ 蜻蛉返り 馬鹿力 はたき落とす テクニシャン
キノガッサ 気合の襷 マッハパンチ 種マシンガン 岩石封じ キノコの胞子 テクニシャン
スイクン ゴツゴツメット 熱湯 凍える風 リフレクター 吠える プレッシャー

第39回委員会オフでの使用構築です。
化身ボルトロス+地面タイプ+キノガッサスイクンの並びを考えていたのですが、こちらの構築(http://arisankami.blog.fc2.com/blog-entry-40.html)が高い完成度で纏まっていると感じたためまったく同じ形で使用しました。構築の内容は上記の記事に詳細に記載されているためここでは個人的な使用感を記載する程度にします。


【概要】
化身ボルトロスキノガッサスイクンのそれぞれの単体性能、対応できる範囲の広さに着目。この3体に加え、数値が高く、後攻蜻蛉返りにより上記3体を繰り出しやすくなる霊獣ランドロス、同じく蜻蛉返りによりサイクルに強く高火力先制技を使えるハッサム、そして蜻蛉返りとの相性が良いメガゲンガーの並び。6体全ての単体性能が極力高くなるような構成にしつつ、柔軟な選出が可能な構成にしている。
また、メガ進化ポケモンを複数採用しメガ進化に依存した構築を組むと、相手のバシャーモに弱いポケモンを最低でも2体採用することになり、残りの枠でバシャーモに厚くしなければならず選択肢が狭まってしまうため、メガ進化枠はゲンガーのみとした。今回はバシャーモに弱いハッサムキノガッサを採用しているが、バシャーモが入っていない構築に対し選出に柔軟性を持たせること、どのポケモンもゲンガーと同時選出できるようにすることを考えると、同じバシャーモに弱いポケモンを採用するにしてもメガ進化は1体にとどめた方が個人的に扱いやすいと判断した。


【個別解説】

ボルトロス(化身)@雷プレート
10万ボルト/目覚めるパワー氷/電磁波/挑発
臆病 155-*-90-177-100-179

全体的に低速気味な構築のため上からの削りが期待できるCSボルトロス。等倍10万ボルトで打ち合うことを考慮し雷プレート。
ボルトチェンジがあれば動きやすくなる場面はあるが相手の展開を妨害する電磁波挑発どちらも切れない。電磁波からランドロスハッサムに上手く繋げば相手の展開にはある程度強くなれるため切るとすれば挑発。
当たり運もあったが、行動回数を確保し辛く今回のオフでは全く出す場面が無かった。耐久に割いた型であればバシャーモ入り等に出しやすくなるが、この構築では上からの削り性能、打ち合い性能を重視したいため、耐久振りの型を採用する場合は他のポケモンの構成も変える必要があると考えられる。


ランドロス(霊獣)@突撃チョッキ
地震/岩石封じ/蜻蛉返り/はたき落とす
意地っ張り 195-188-111-*-119-120

威嚇と突撃チョッキによる高い耐久から蜻蛉返りにより有利対面を作る霊獣ランドロス。岩石封じやはたき落とすによる後続のサポートも行う。
配分は後攻蜻蛉返りを打ちやすくなるよう耐久を重視した。準速キノガッサを抜けるところまでSを伸ばすことでキノガッサ対面で先制蜻蛉返りからハッサムキノガッサに繋ぐことも考えたが、ゲンガー入りに対し初手に意地っ張りキノガッサが出てくることがあまり考えられなかったためそのままの配分で使用した。
高い数値から打ち分けが可能でサイクル戦にも強く、広い範囲に対応することが可能な反面過労死しやすいため丁寧な扱いが要求される。


■ゲンガー@ゲンガナイト
シャドーボール/気合玉/道連れ/挑発
臆病 149-*-86-163-96-178 → 149-*-106-203-116-200

採用理由から道連れが確定、範囲が最も広くなるシャドーボール気合玉、道連れと相性が良く面倒な補助技を使わせない挑発。
スカーフガブリアス等に何もできずに倒されるのを防ぐための配分。
蜻蛉返りから繰り出して有利対面を作り、1体倒した後道連れでもう1体を倒すのが理想的な動きだが、マークが厳しくなかなかそのような動きはさせてもらえなかった。


ハッサム@拘り鉢巻
バレットパンチ/蜻蛉返り/馬鹿力/はたき落とす
意地っ張り 175-196-126-*-100-85

蜻蛉返りにより有利対面を作る、終盤にバレットパンチで抜いていくための鉢巻ハッサム
構築全体でヘラクロスが非常に重いため、はたき落とすを燕返しにすることも考えたが、はたき落とすにより相手の持ち物を無効化した方が後ろが動きやすくなるのではないかと考えはたき落とすのまま採用した。
今回この構成で使用したところヘラクロス入りに当たり選出できずに負けてしまったが、燕返しを採用したところで勝てたかは怪しい上に、どちらも拘った状態で打つと次に交代を強要され後ろの負担が大きくなってしまうため、極力蜻蛉返りとバレットパンチ以外を使わないような構築・立ち回りが必要だと感じた。


キノガッサ@気合の襷
マッハパンチ/種マシンガン/岩石封じ/キノコの胞子
意地っ張り 135-193-107-*-80-122

対面性能が非常に高いキノガッサ。初手に出して1対1を取るだけでなく、ステルスロックが無い構築に対し後ろに置いてストッパーとすることも可能。
技構成は最も範囲を広く取ることができる一般的な4つ。キノガッサ自身が対応できる範囲が広がるため岩技は岩石封じ。有利対面で安定行動となり眠りターン次第では襷を温存しつつ突破も可能なキノコの胞子。
配分はキノガッサミラーを意識してBに少し割いたもの。
有利な相手に対しては確実に1対1以上の動きができるが、数的不利な状況を作りやすいため「とりあえず初手」のような考え方で出すべきではなく、選出するかどうかの見極めが重要になる。


スイクンゴツゴツメット
熱湯/凍える風/リフレクター/吠える
図太い 203-*-151-136-136-113

ガルーラやファイアローバシャーモ等と打ち合えるゴツゴツメットスイクン
ガルーラ等に対し打ち合いを有利に進めるたり後ろが動きやすくなる凍える風、剣の舞ギルガルドバシャーモ等構築全体で厳しい相手と打ち合いやすくなるリフレクター、起点回避のための吠える。ゴツゴツメットスイクンの吠えるは勝ち筋を作るわけでもなければ負け筋を確実に潰すものでもないためあまり評価していなかったが、今回は吠えるがあったおかげで出すことができる場面があった。
ピクシーが重いため絶対零度を搭載した個体の採用も考えたが、絶対零度があってもピクシー入りに勝てる確証が持てず、確率に依存する戦い方が個人的に苦手なこともあり、小さくなる系統の対策はほぼ切って他に対し動きやすくなる形を取った。


解説は以上です。

XYシングルがまるで勝てず、自分の考えに全く自信が持てくなったため自分で考えることを諦めました。
第39回委員会オフは予選4勝5敗で負け越し。人の構築を勝手に使用して不甲斐無い結果になってしまい申し訳なく思います。

XYの構築記事は今回が最後です。XYシングルは何をすれば勝てるのか最後まで分かりませんでした。